深圳旅日記

深圳旅日記

2016年10月22日から6日間、チームラボの高須さんという方が、主催する ニコ技深圳観察会 というのに参加してきましたので、レポートします。

羽田から香港に入り、フェリーで深センへ。空港の中にフェリー乗り場があって、香港→深セン船に乗ってる時間は30分くらいでした。9時の飛行機に乗って、深セン蛇口港に着いたのは3時くらいでした。わりと乗り継ぎもよかったようで。

スターフェリー香港→深セン このサイズの船です。

スターフェリー 香港ー深圳

フェリー到着の蛇口駅

深圳  蛇口駅

蛇口駅から地下鉄で一時間くらい、華強北の駅へに到着!

香港以外の中国初めて・・緊張して、初めての深セン。

深セン(華強北)という街・・空にはドローンは飛び交うわ、iPhoneを解体したパーツが、まるで築地で魚を売るみたいに並んでいるわ・・

ショッピングモールでは、店員がセグウエイ乗りながら接客。漕がない電動自転車??が荷車を引いて、猛スピードで道路を疾走。バイクみたいに音がしないから結構怖かったです。
あと、街中で工事しています。場所によっては24時間ですね。昼間、道路を掘り返して夜に人がスコップで瓦礫をトラックに積み込んでいるのを見ました。
深夜、コンビニに買い物に行こうとしたら、昨日と景色変わってて、迷ったりしたり・・。

深センの街、至る所で工事中

深圳の街

地元の人はお店で買い物や食事をすると、スマホアプリで決済するんですね、スマホ立ち上げてQRコード読んで、金額入れたら終わりって感じです。

レジ早って・・感じです。日本なら、カード出して、通信して、「暗証番号お願いします」って感じですが・・。 とにかくダイナミックでスピーディー、そんな印象の街でした。
中国には「昨日より今日。今日より明日。改善を楽しもう!」という黄金フレーズがあると教えていただきましたが、市場の成長率を自身の目で、はっきりと見て感じたという6日間でした。
低成長の日本で生きる我々から見たら、羨ましいなぁ・・というのが本音かな。
まぁ羨ましいと言っていたらだめなんでしょうけど。

さて、今回のツアーの全体の日程はこんな感じです。

0月22日 08:00 羽田出発
16:00 華強北視察

10月23日 10:00 Maker Faire
19:00 Aki Party

10月24日 10:00 華強北視察
19:00 HAX Open House

10月25日 09:00 ベンチャー訪問

10月26日 09:00 ビジネスセンター訪問

10月27日 10:00 香港へ(夜景と男子街)

10月28日 14:00 香港発→羽田

ツアー6日間かなり歩きました!
スマホのアプリが普段の倍以上、23,000歩を計測しましたが、実際は上り降りがあって、足はパンパンになりました。

華強北電気街」レポート

華強北電気街」レポート

秋葉の巨大版と聞いて行ってみましたが、その規模には圧倒されました。
後々に教えてもらったのですが、通販の出荷場と聞いてなるほどという感じです。

スマホに始まり、その部品、モバイルバッテリー、カメラ関連、LED・・
何に使うか分からない物多数あり

同じ商品に見えても、(例えば、同じ形のモバイルバッテリーですが)容量が違って、価格もぜんぜん違う。

たぶん、筐体は一つの会社で製作しているが、中身を作っているのはいろんな会社があり、スペックも価格も違うのだと思います。

そのスペックも怪しい??
選択肢が多くて、妥当な価格とか、価値とかの判断がつかず、なかなか買うのが難しかったです。
最終的には、これおもしろいから買う、という価値観になりましたね。

ビル1棟が全て電気関連の店舗

深圳 華強北電気街

ポケモン モンスターボール型モバイルバッテリー

ポケモン型モバイルバテッリー

深セン、華強北電気街、雑多に並ぶあらゆる電気製品

スマホにつけるライト。
これで顔を撮影すると目にハートが浮かびあがります。

買ったもの
LEDのライン型ライト 5mを5本買いました。音楽に反応するセンサーボックスと接続コード20本ほど、合計で2500円くらいと格安でした。
あと、隣の青のモバイルバッテリー、600円くらいです。

仕事柄、これらの商品の源流と仕入れの物流構造が気になりましたが、そこは探れずじまいでした。
これらの店舗は通販の出荷場機能で、それが物理的にも集まっているのだから、仕入れもなんらか効率的な仕掛けがあるんだと思います。
ちなみに最終日は香港に入り男人街に行きましたが、華強北電気街で見た商品が3倍くらいに跳ね上がっていました。きっとここで、仕入れているんですね。

モノ作りの最先端 深セン

モノ作りの最先端 深セン

「Maker Faire Shenzhen 2016」に行ってきました。

会場はどのくらいの広さだろう、全部見て回るのに丸一日くらいでした。

Maker Faire Shenzhen 2016

テーマパーク(公園)みたいなところに、ブースが狭しと立ち並び、自分が作った物をデモするスタイルです。

私が思うに出展者には大きく2種類あって、面白いもの作ったんで是非、多くの人に見てもらいたいというブースと、もう既に製品化されており、その製品のプロモーションが目的でビジネスの拡大や新しい顧客の獲得を求めて出店しているブース。
いずれにしても、まだ世にないもの、あっと驚く面白さや斬新さをどのブースでも追求しているようで、面白かったです。

会場入り口のメインブース

Maker Faire Shenzhen 2016

こちらは、道に字を書くマシーン

ロボット的なもの多かった印象です。
家庭用というか観賞用のロボットは動きの面白さとか、可愛さとかが勝負のようですね。

価格が下がったら、近い将来、日本でもブレークの予感です。子供の教育用とか、おしゃべり相手といったジャンルが一番、ブレークに近いんじゃないかと思いました。

コミニュケーションロボ

子供が遊ぶブロックで作った等身大のロボ

ロボットの音楽隊

ちょっと怖い・・目玉ロボット

日本の方が出店しているブースもいくつかあり、面白かったものが多かったです。 その中でも、手作り3D映画??プラネタリューム??ブースがあり
これはマジおもろかったです。日本でも見れるようなので、絶対お勧めです。

工房ヒゲキタさん

手作り3D映画  ヒゲキタさん

こちらもJAPANブース
段ボール箱を被るだけで顔デカです。斬新!
日本に帰ったらマネしてみよう。

会場にあったVR(バーチャルリアリティ)のゲームマシーンはビビりました。
深セン滞在中に計3回、VRゲームに乗りましたが、やばいです。

レーシングゲーム・化け物屋敷みたいなやつ・大車輪的なジェットコースター
ある意味リアルのそれより、恐怖を感じます。

レーシングゲームは、クラッシュの瞬間、まじめに死と向き合う感じでした。
人工現実感の技術、これはすごい。ちなみにゲーム機の椅子とかが激しく動くわけではないのですが、視覚と音で完全に現実感を感じました。

至る所にあるVRゲーム

まとめ
「Maker Faire Shenzhen 2016」
数百数千のアイデアが集まって・・実行して・・ダメ(ビジネスとして成立しない)ても次がある!
せっぱ詰まってないというか、とにかく前向きな空間でした!
こんな感じがメークイノベーションなんだろうという感じですね。

深セン近郊の会社訪問

深セン近郊の会社訪問

深セン4日目は高須さんコーディネートによる会社訪問でした。

請負でものづくりをしている工場系で尖ったコンセプトの会社を2社訪問してきましたので、ご紹介します。

seeedさん オフィスと工場訪問

小ロッドで製造を請け負ってくれる会社です。なんと50個からお願いできるみたいです。
以前、IoT製品の企画をやった事があるのですが、企画と設計の後、テストマーケで最低ロッド5000個なんてことになり、断念した経験があり。 50個ならやれたかもという思いもあり、テストマーケやスタートアップにはもってこいの会社だと思います。

「seeed」遊び心満載のオフィス

「seeed」工場内、組み立てラインは整然と規律正しくという感じ

もう1社はJENESIさん 日本の経営(藤岡社長)で、面白い話をいっぱい聞けました。

深センにありながら、日本からの受注が90%だそうで、一般的には縮小といわれる日本市場ですが、昨今のIoTブームと日本クオリティー・安心という強みで受注は好調とのことでした。
ただ、ここの至るまでに大変な苦労をされたとの事で。藤岡社長の勇気と行動力にリスペクトでした。
初期費用(一例)日本の26分の1ってすごい

JENESISさんオフィス受付です。

これエージングテストというらしいです。
できた製品を温めて、問題ないか?の試験です。

JENESISさんプロダクトの製造費用(一例)日本の26分の1

ものづくりを支えるアクセラレーターの存在
プロダクトのアイデアに対して資金を提供する。
さらに開発できる環境(執務できるスペースなど)と成功までのノウハウを提供し、成功すればベネフィットを得るというモデルです。
過去にここのプログラムを経て、成功したスタートアップも含め、参加者の間でネットワークが形成されており、起業の成功に向けた環境が整っていると感じました。