深セン近郊の会社訪問

深セン近郊の会社訪問

深セン4日目は高須さんコーディネートによる会社訪問でした。

請負でものづくりをしている工場系で尖ったコンセプトの会社を2社訪問してきましたので、ご紹介します。

seeedさん オフィスと工場訪問

小ロッドで製造を請け負ってくれる会社です。なんと50個からお願いできるみたいです。
以前、IoT製品の企画をやった事があるのですが、企画と設計の後、テストマーケで最低ロッド5000個なんてことになり、断念した経験があり。 50個ならやれたかもという思いもあり、テストマーケやスタートアップにはもってこいの会社だと思います。

「seeed」遊び心満載のオフィス

「seeed」工場内、組み立てラインは整然と規律正しくという感じ

もう1社はJENESIさん 日本の経営(藤岡社長)で、面白い話をいっぱい聞けました。

深センにありながら、日本からの受注が90%だそうで、一般的には縮小といわれる日本市場ですが、昨今のIoTブームと日本クオリティー・安心という強みで受注は好調とのことでした。
ただ、ここの至るまでに大変な苦労をされたとの事で。藤岡社長の勇気と行動力にリスペクトでした。
初期費用(一例)日本の26分の1ってすごい

JENESISさんオフィス受付です。

これエージングテストというらしいです。
できた製品を温めて、問題ないか?の試験です。

JENESISさんプロダクトの製造費用(一例)日本の26分の1

ものづくりを支えるアクセラレーターの存在
プロダクトのアイデアに対して資金を提供する。
さらに開発できる環境(執務できるスペースなど)と成功までのノウハウを提供し、成功すればベネフィットを得るというモデルです。
過去にここのプログラムを経て、成功したスタートアップも含め、参加者の間でネットワークが形成されており、起業の成功に向けた環境が整っていると感じました。